集団面接ってどうして必要なのか?
集団面接は通常、3人~5人くらいの学生が一度に面接を受けるという方式です。
採用試験の中でも一次選考で行われることが多いのですが、集団面接では一度に複数の学生の様子を見ることができ、大手企業喪中家クラスの企業も行っている方法です。
採用試験は企業にあっている人材を確保することで行うのですが、集団面接の場合、たくさんの応募者がいる場合に、個人面接に進むことができる学生を選ぶことを目的として行うことが多いです。
集団面接で何をチェックしているのか
集団面接では一度に複数の学生をチェックするので1人あたりの時間は大体どこの企業も5分から10分程度という時間で行います。
この短い時間に学生一人一人の資質、適性をみるということは不可能なので、集団面接ではマナーやコミュニケーション能力などをみることが多いです。
全体的な印象としては身だしなみのチェック、清潔感があるか、就職活動に適した服装かどうか、またその人の雰囲気、暗い、落ち着きがない、などのNG項目を確認します。
社会人としてのマナーをみる部分では、挨拶ができるか、入退室のマナーができているか、言葉遣いができているかなどを確認します。
声のトーンや会話がスムーズにできるか、質問に的確な回答ができているか?などを確認します。
これは社会生活を送る上で、最低限のマナーの中でのコミュニケーションがとれるかどうかの確認です。
エントリーシート、履歴書に書かれていることと、本人を確認し、実際の印象と差がないかどうか、ということも確認します。
これは担当する方が集団面接の中で面接の最中に態度、話し方などでわかる事なので、いつなんどきでも、担当の方に見られているということを意識しておきましょう。
自己紹介でははっきり話ができる、でも自己PRとなるとまったく自信がなくなり声が小さくなる・・という状態になってしまうと、印象が悪くなります。
どんな時でも対応が一定していて、緊張していながらも自分をしっかり出すことができるかどうかということが求められます。
集団面接の流れをつかみ自信を持って挑もう
集団面接の会場に到着したら、受付の方も面接官と同じという意識を持って、大学名、氏名などを明確に伝えます。
時間まで待合室で待機し、名前を呼ばれたら荷物を持って部屋の前に行きます。
先頭の学生がドアをノックしどうぞといわれたらドアを開けて失礼しますと声をかけます。
面接官に促されてから一礼して入室、そのあとにほかの学生も続きます。
面接官に指示を受けてから着席、ドアを開けるとき、閉めるときにはなるべく面接官にお尻を向けないようにします。
指示がないようならカバンは席の横に置きます。
これら色々と質問を受けますが、はっきりとした声で質問に答えるようにしましょう。
ひとつひとつのマナーについても、集団面接では短い時間で見られています。
後で公開する事がないようにしっかりと対応しましょう。